葬儀の費用や、流れ、マナー、しきたりなど、わからない事を徹底解明

イマドキの葬儀が全てわかる!葬儀屋まんぞうのぶっちゃけコラム

勝手に気ままに、葬儀の「表と裏」を書いちゃいます

通夜の参列の仕方

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

こんにちは、まんぞうです。

葬儀のイロハを、勝手に独り言で

話してます。

 

突然の訃報に、今日、お通夜

なんて事ありますよね。

 

そんな時、どうしたらいいのでしょうか?

 

どんな服装?

何持って行くの?

お通夜では、何するの?

 

不安があるかと思います。

 

通夜は、地方によって

または、宗旨宗派によって

やり方はさまざまですが。

 

一般的な、一般の方の

お通夜の参列の仕方をお伝えします。

 

通夜の参列 (親族以外)

①服装

服装は、平服で良いとされていますが

今は、ほとんどの方が喪服なので

時間に余裕があれば喪服で

時間がなければ、明るくない格好で

参列しましょう。

職場の制服でも構いません。

 

[参考]お葬式の服装について

to0512.hatenablog.com

 

 ②持ち物

持ち物は、

数珠

御香典、御仏前、御霊前などを

「フクサ」に入れて持って行きます。

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 ③到着時間

式場には

開式の30分前ぐらいに到着するようにします。

ギリギリに到着すると、挨拶はもちろん

受付もまともに出来ない場合があります。

余裕をもって参列しましょう。

 

④記帳 

到着したら、まず、記帳をします

  • 名前
  • 会社名
  • 住所
  • 電話番号
  • 故人との関係は
  • 何名分の香典か

などです。

  • 香典は出さない
  • 夫婦で来た
  • または。会社等で香典が「〇〇一同」ある

このような場合でも

お参りした人が

個々に名前を記帳する事が望ましいです。

 

記帳は、後日整理をする時に

「誰が、いつ、お参りに来てくれたか」

の記録になりますので

喪家様も、それぞれ名前があった方が

後で会った時に、お礼がしやすいです。

 

ですから、香典があろうがなかろうが

それぞれ記帳はしましょう。

 

⑤受付

記帳が済んだら、受付を済ませます。

記帳した記帳カード(最近はカード式がほとんどです。)を持って受付へ進みます。

 

受付で、記入済みのカードと御香典を受付係へ手渡します。

香典返礼品が「その場返し」の場合

香典返礼品を受け取ります。

もしくは、引き換え券を預かります。

引き換え券の場合は、帰りに

返礼品をもらって帰ります。

 

香典返礼品が「後返し」の場合

後日、返礼品が送られて来ます。

氏名、住所、電話番号に書き漏れがあると

喪家様が大変ですので、漏れがないようにします。

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⑥式場入場

受付が済み次第

開式10分前までに式場内へ入ります

時間があれば、トイレや、喪主への挨拶なども

されて構いません。

式場に入ったら

親族席

来賓席

一般席

を確認してから

出来るだけ前の空いているところから

詰めて席に着きます。

 

皆さん後ろから座る方が多いですが

後ろから座ると

あとから来た人も前に座りにくく

結局、前の席が空いて後ろだけ席が埋まる

変な会場になってしまいます

 

一般席は、近いも遠いもありませんので

前から順に着座していただけると助かります。

 

あと、足の悪い方、お年寄りの方ほど

早く参列されると、席が確保できます。

ギリギリに来て、立っているのは

お年寄りには、辛いものです。

早めに会場へは足を運びましょう。

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⑦開式前

マナーとして

  1. 携帯電話の音のならない配慮
  2. トイレを済ませておく
  3. 私語を慎む、笑わない

など、一般的なマナーを確認します。

 

アナウンスを何度入れても

必ずといっていいほど携帯電話が鳴ります 

葬儀だけでなく、あらゆる式典において

携帯電話が鳴るのはマナー違反ですので

気を付けて下さい。

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⑧開式、焼香

開式してから、しばらく経つと

一般の焼香の案内がありますので

焼香を済ませます

自分の家の宗旨宗派のやり方で構いません。

 

[参考]  焼香作法について

to0512.hatenablog.com

 

⑨閉式

焼香が全て終わり、お経が終わると

通夜終了となります。

喪主様がお礼のご挨拶をされて

お寺様も退席され

散会となります

 

⑩閉式後 

閉式後は、自由解散です。

棺の蓋を開けて故人様と対面できますので

思いのある方は、対面されると良いでしょう

親族の方と積もる話をするのも良いでしょう

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地方によっては、食事を案内される事もあります。案内があれば、いただきましょう

 

変に遠慮されると、食事が大量に余る

なんて事もありますので

案内があれば、遠慮なくいただきましょう

 

帰りに引き換え券のある場合

返礼品をもらって帰りましょう。

 

数珠、ハンカチ、コート

などの忘れ物も多いですで

忘れ物のないよう確認します。

 

以上が一般の方の通夜の弔問の流れです。

難しい事は何もないですが

行ったことない人は、ドキドキですよね。

 

ちょっと知っておくのも

悪くないと思います。

 

本日も最後までありがとうございました。

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)