焼香のやり方どうやるの?1回?3回?2回?
「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)
こんにちは
まんぞうです。
突然の葬儀に困らないような
そんな話をしています。
お葬儀に参列すると
ドキドキするタイミングがありますよね
お焼香をする時です
あの瞬間は、私でも若干緊張感を
隠しきれません。
たくさん人の中、焼香する時は
ソロ舞台です。注目されます。
隣を横目でこっそり見て
マネをしながらやる人も多いです。
喪主ともなると
1人で1番最初にやらなければなりません。
でも恥ずかしくはありませんよ。
だって、知らないんだから。
でも、知らないと言えない
アタフタできない
自分の番は来るなどで
ドキドキしちゃう訳ですね。
では、簡単にお焼香の作法を
お伝えします。
お焼香の前提条件
お焼香とは、昔から
お香を焚く事で、あの世とこの世を結ぶ。または、思いをあの世へ伝える
などの意味で、されて来た作法です。
[参考] 香典とお香についての記載
ですから、お焼香の作法は、基本的に
「自分の宗旨宗派に合わせたやり方で」
もしくは
「気持ちを込めて1回」
でオッケーです。
宗旨宗派で決まりはありますが
それを守らないとマナー違反
という訳ではありません。
まずは、これが前提ですので
気持ちを楽にお焼香してもらえば
結構です。
そうとは言っても、知らないままでは
不安ですね。
ここからは
宗旨宗派による焼香と作法を紹介します。
焼香作法
- 順番に焼香の案内があります。
- スタッフが声がけして下さいます。
- 左手に数珠を持ち焼香場所へ進みます。
- 焼香台の前に着いたら順番を待ちます。
- 順番が来たら、焼香台の前に立ちます。
- まず祭壇に向かい一礼をします。この時に手は合わせません。一礼です。
- 香を右手の親指、人差し指、中指の三本の指でつまみます。
- 次に、宗旨宗派に合わせた回数と作法で隣の炭にお香を焚きます。
- 終わったら、お香を綺麗にならします。 (お香をつまんだ指の跡を平らにします)
- 心を落ち着かせ、数珠に両手を通し、合唱します。
- 次の人が後ろに並んでいるので、終わった後の挨拶はやらないか、簡単に済ませ、スっと戻ります。
以上です。
簡単ですね。
焼香の回数(宗旨宗派別)
次に宗旨宗派ごとの作法です。
他の葬儀でも、自分の宗旨宗派のやり方で
やる事が基本ですので
まずは、自分の家の宗旨宗派の作法を
覚えましょう。
浄土真宗(東)
- 2回
- 額(ひたい)におしいただかない
浄土真宗(西)
- 1回
- 額(ひたい)におしいただかない
浄土宗
- 特に回数の指定なし
- 額(ひたい)におしいただく
- 2回
- 1回目だけ、額(ひたい)におしいただく
- 1回か3回
- 額(ひたい)におしいただく
- 1回
- 額(ひたい)におしいただいてもよい
- 3回
- 額(ひたい)におしいただく
などです。
他にもたくさんの宗旨宗派があり
同じ浄土真宗でも11派ありますので
自分の宗旨宗派の確認と合わせて
一度確認しておくとよいでしょう。
「あなたの宗旨宗派は?」
と聞くと、ほとんど
「わからない」
「禅宗」
「浄土だったかな」
のようなあいまいな答えが帰って来ます
せっかくなので、機会があれば
自分の宗旨宗派は、確認しておくと
よいと思います。
先にも言いましたが
お焼香は、作法を気にしながらやるものではなく、故人を偲ぶ行為ですので
わからない時は、気持ちをしっかり込めて
1回を丁寧に行いましょう。
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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