葬儀の費用や、流れ、マナー、しきたりなど、わからない事を徹底解明

イマドキの葬儀が全てわかる!葬儀屋まんぞうのぶっちゃけコラム

勝手に気ままに、葬儀の「表と裏」を書いちゃいます

法事、法要の種類は?

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どうもです。まんぞうです。

最近とにかく、忙しくなってきました

葬儀屋は、今から繁忙期です。

 

それは、冬が1番、人が亡くなりやすいからです。

 

単純に寒いから

風邪をこじらせるから体調を崩す

 

そんなところが原因かと思います。

お年寄りのインフルエンザなんかも

ひどいと、亡くなる原因にもなりますので

お気をつけ下さいね。

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ですから

12月、1月、2月と

冬はお葬式が多い 季節となります。

 

お葬式が多いという事は

1年後の「一周忌」、2年後の「三回忌」

などの法事も多い季節となります。

 

そのため、この月の「土、日」は

お寺さんが「法事」のため

葬儀ができない事がしばしばあります。

 

どうしても、前々から、予定している

「法事」のが、「葬儀」より

優先されます。

 

よく

「こっちは人が死んでるのに、葬儀を優先してくれないの?」

という話が良く出ますが

よ〜く考えてもらえればわかります。

 

葬儀は、日程の変更ができますが

法事は、日程の変更ができません。

法事は、前々から、案内を出している

結婚式と似た段取りで進みます。

 

結婚式の日程を

2、3日前に急に変更できますか?

できませんよね(笑)

 

それと同じ事です。

 

法事は

「故人が居たから、私たちが居る」

と確認する大切な行事

 

なんですね。

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ちなみに、

法要=儀式そのもの

法事=会食までの事

と分けられていますが

今はあまり、使い分けてはいません

どちらでもいいです。伝わりますから。

 

では法事はいつ、何回するのでしょうか?

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法事の種類(葬儀後から)

1.  初七日(しょなのか)

     故人が亡くなった日を1日目として

     7日目に行う法要です。

     葬儀の日に合わせて行う事が多い。

2.  二七日(ふたなのか)

     故人が亡くなった日を1日目として
     14日目に行う法要です。

3.  三七日(みなのか)

     故人が亡くなった日を1日目として
     21日目に行う法要です。

4.  四七日(よなのか)

     故人が亡くなった日を1日目として
     28日目に行う法要です。

5.  五七日(いつなのか)

     故人が亡くなった日を1日目として
     35日目に行う法要です。

6.  六七日(むなのか)

     故人が亡くなった日を1日目として
     42日目に行う法要です。

7.  四十九日(満中陰)

    故人が亡くなった日を1日目として
    49日目に行う法要です。

    この法要をもって忌明けとします。

    納骨を行う事もあります。

8.  百か日

     故人が亡くなった日を1日目として
     100日目に行う法要です。

9.  一周忌

     故人が亡くなって1年後に行う法要

      (亡くなった年を1年目として2年目)

      つまり二回忌という事になります。

      1年目という事でここだけ

      「一忌」と呼びます。

10.三回忌

     故人が亡くなって2年後に行う法要

     (亡くなった年を1年目として3年目)

11.七回忌

     故人が亡くなって6年後に行う法要

     (亡くなった年を1年目として7年目)

12.十三回忌

      故人が亡くなって12年後に行う法要
      (亡くなった年を1年目として13年目)

13.三十三回忌

      故人が亡くなって32年後に行う法要
      (亡くなった年を1年目として33年目)

14.五十回忌

       故人が亡くなって49年後に行う法要
      (亡くなった年を1年目として50年目)

 

三十三回忌までの13回の仏事

ひとくくりとして

十三仏事(じゅうさんぶつじ)

とも呼ばれています。

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一周忌、三回忌までは

喪主は、喪服を着ます

それ以降は、略式でよいと一般的には言われています。

 

日程と場所を決める

法事の日程をまず決めます。

半年から2ヶ月前までには、お寺様の予定を

確認して、抑えておきます。

 

場所

  1. お寺
  2. 自宅
  3. 葬儀会館

などが一般的ですが、集まってもらう親族の人数から、狭すぎない会場を選びましょう。

 

案内状を送る

日程と場所が決まったら 

1ヵ月前くらいに、案内状を出します。

返信用ハガキ等で、出欠席を確認すると

いいでしょう。

 

料理・引出物の手配

返信ハガキや、連絡を取って上で

人数が確定したら

料理・引出物の手配をします。

 

料理親族人数とお寺様を足した数

引出物は、1家族に1つの数

を手配します。

 

法事の流れ

仏壇の準備をします。

お寺様に事前に飾りの内容を確認しておきましょう。

 

席数を用意します。

自宅で法事の場合

人数分の座布団の用意など、お参りできる

準備をしておきます。

 

焼香の準備をします。

焼香鉢を買うか、ある物を用意し

15分くらい前には炭に火を付けます。

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食事と引出物の準備

法要が終わったら、会食になります。

配膳し、簡単に御礼の挨拶をして

会食に入ります。

 

食事をゆっくりできない方もみえるので

食事の席には、引出物の準備をしておきます。

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以上が簡単な流れになります。

 

自宅に場所がなく、葬儀会館の会場を借りる時は、配膳やお茶出しも付いてくるので

自宅よりは負担が少ないです。 

 

ただし、葬儀が優先になりますので 

法要会館を持っていない葬儀社は

法事ができる日程限定されてきます。

 

法事は、先の事と思っていても

あっと言う間に、日にちが近づいて来てしまうので、早め早めの手配を

お勧めします。

 

本日も最後までありがとうございました。