直葬とは?簡単でいいの?
「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)
こんにちは、まんぞうです。
お葬式って、わからない事ばかりですよね。
私は葬儀屋ですが、入った時は、
- 言葉
- 行動
- しきたり
何もわからずに入ったので、
結局、動けなくなるんです。
で、「何を突っ立てるんだ‼️」
と、よく怒られたことを思い出します。
ですから、葬儀をやる喪家は
そのわからない状態で葬儀をやって
訳もわからず葬儀が終わっていくのです。
しかし、それでは、どんなにミスがなくても
葬儀屋としての仕事は半分程度しか
こなしていないと思えます。
納得できる葬儀を、わからない人に
わかりやすく、提案、提供するのが
我々の役目だと思います
そんな、提案ですが
葬儀を希望する人の中には
年金暮らし
失業中
ローンでいっぱいいっぱい
など、お金の準備が難しい方もみえます。
その方の要望にも
良い提案で答えてあげなくてはなりません。
とにかくお金をかけれないが
葬儀はやらなければならない
そんな方がみえるときは
不本意ではありますが
直葬(ちょくそう)または(じきそう)
を提案する事もあります。
これは、直接、火葬をするという意味で
葬儀式をしないという事です。
この方法ですと、費用がかなり抑えられます。
火葬費用
棺代
霊柩車代
骨箱、骨壷などの消耗品
のみです。
安い所では15万円を切ってきます。
これを聞くと
「あ、じゃコレでいいじゃない」
と選びがちですので
直葬のデメリットをお伝えします
実際に直葬を行なうと
「こんなに簡素なんだ」
「コレで終わり?」
と思うほど、あっさり終わります。
亡くなって、会館や自宅へ戻り
翌日もしくは、死後24時間経ったら
お棺に納め
出棺して火葬します。
デメリット1
あまりに、あっと言う間に終わるため
「もっとちゃんと送ってあげれば良かった」
と後悔される方が多いです。
終わったときは、満足していても
何年かしてから、思い出して後悔される方
もあります。
デメリット2
その方を知る近親者が、後から
「なんで教えてくれなかったのか」
「お別れしたかった」
など、周りから良く思われない事もあります。
このように
直葬は慎重に執り行わなければなりません。
では、
納得できる直葬にするための手段を
お伝えします。
1. 宗教者を少しでも絡めましょう
宗教者を呼び火葬の前に少しの儀式をして
もらいましょう
2. 近い方には、声をかけましょう
親族だけでも、声をかけましょう
友人や知人もかまいません。
3. お別れをしっかりやりましょう
お花を1人一輪で構わないので
手向けて(たむけて)あげましょう
これらの行為で
「できるだけの事はしてあげた」
と送る側が納得する事が大切です。
決して、直葬を否定はしません。
ただ、納得できる送り方をしないと
後悔してからは、遅いのですね。
本日もありがとうございました。
「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)