葬儀の費用や、流れ、マナー、しきたりなど、わからない事を徹底解明

イマドキの葬儀が全てわかる!葬儀屋まんぞうのぶっちゃけコラム

勝手に気ままに、葬儀の「表と裏」を書いちゃいます

香典の金額と意味について💴

こんにちは

まんぞうです。

葬儀のお困り事や、しきたり、由来を

お伝えしています。

 

葬儀には、香典を持ち寄ります。

亡くなった方との関係が近ければ近いほど

金額も高く包む事になります。

 

そもそも、なんで香典を持っていくのでしょうか?

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御香典とは

あ、ごめんなさい

御香典の話の前に、「お香」の話を少ししますね。

 

葬儀の時に、

「線香やローソクの火を絶やしてはいけない」

とかを聞いた事ありませんか?

「命のともしびだから、フ〜ッと口で消すな」

とか、色々な事を言われますが

 

もともとはお香や線香の煙は

あの世とこの世を結ぶもの

とされ、お香や線香を焚いてお参りする事で

煙に「想い」をのせ、あの世へ届ける

また、葬儀においては

煙を道しるべに魂があの世へ行ける

という意味で、お香、線香、を焚いていました

ですから、
「絶やしてはいけない!」
なんて言われるんですね。

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ちなみに、「線香」は江戸時代に開発された便利なお香で、もともとは、焼香の時の「お香」を使用していました。

 

その後、長くお香を焚くため

お香を線状に盛って導火線のようにしました。

さらに、その後、棒状に固められて「線香」が完成したとうわけです。

ですから、線香は、もともとは、お香なんですね。

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さて、前置きが長くなりましたが

御香典です。

そんなお香を絶やさないようにするには

お香がたくさん必要です。

そこで、葬儀になると、周囲の人が

「お香」を持ち寄っていたのです。

 

江戸時代に、長い時間燃える「線香」が開発され「お香」はたくさんいらなくなりました。

そのため、お香の代わりに金品を持ち寄るようになったのです。

これが、御香典のもともとの由来です。

 

今でも、線香を持っていく事ありますよね。

それが名残です。

 

そんな御香典ですが、現代では、

相互扶助(そうごふじょ)

が主な役割とされています。

「急な葬儀で、物入りだし、お金も大変だから」

という助け合いの気持ちが御香典として表わされています。

 

喪家は、御香典が持ち寄られる事に対して

「わざわざお参りに来てくれて、お金も助けてもらうのに、なんもお礼しない訳にはいかない

気持ちだけでもお返しをしたい」

というところから、

香典返礼品(香典返し)

が必要となってきました。

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もらった分だけ、お返ししたら、相互扶助の意味がなくなってしまいますので

通常、香典返礼品は半額程度のお返し

「半返し」

とされています。

 

香典の額は、地域に寄っても違いますが、

5,000円包まれる地域が全国的には、多いと思われるので、その場合

約半分の2,500(税別)の返礼品を用意します。

 

しかし、返礼品の金額には、決まりはないので、いくらでもいいです。

しっかり返したい人は、3,000円

少し押さえたい人は、2,000円などさまざまです。

5,000円に対して、約半分というのが

一つの目安です。

 

あまりに、お返しが貧相だと(5,000円に対して1,000円程度など)

お年寄りは、葬儀によく参列されるので

葬儀屋の品質を返礼品で見られる事もあります。

 

そして、御香典の金額ですが

先ほどもいいましたが、地域に寄って

風習が違うので、一例だけのせさせてもらいますね。

 

 お金は、ピン札は入れないようにします。
「準備していた」とみなされるからです。

親族

  1. 祖父母        30,000円以上
  2. 父、母        50,000円~100,000円
  3. 兄弟、姉妹 50,000円以上
  4. おじ、おば 10,000円以上

会社関係

  1. 上司           5,000円以上
  2. 同僚              3,000円〜5,000円
  3. 取引先          3,000円〜5,000円

友達関係

  1. 友人、親友  5,000円以上
  2. 知人               3,000円〜5,000円
  3. 友達の親        3,000円以上

近所

  1. 隣に住む人    5,000円以上
  2. 町内など        3,000円以上

こんな程度でしょうか

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会社関係なんかは、金額が決められていたり、先に集めてあったり、少しづつを大人数で集めたり、いろいろです。

 

基本的に親族以外は、5,000円入れとけば

間違いないです(笑)

 

周りと相談するのもおかしな事ではありませんが それぞれ、故人に対する「想い」が違いますので、本当の意味では、参考にならないかもしれませんね。

 

最近では、香典辞退をされる方も出てきましたが、

香典は相互扶助として

胸を張って助けてもらえる素敵な文化だと思いますので

私は、普通に受け取りたいなと思います。

余裕もないですし(笑)