葬儀の費用が高い?会館使用料とは
こんにちは
まんぞうです。
葬儀の費用って高いですよね。
全国平均が199万円です。
これは、
が含まれた、総合計の金額です。
[参考]
そんな費用の中の固定費用に
会館使用料が含まれます。
5万円〜10万円くらいが相場かと思います。
これは、意外と目に見えない部分です
葬儀をやった事がある人に
「会館使用料はいくら?」と聞くと
意外と答えが返ってこないものです。
会館使用料は
棺や、消耗品などのいろいろな費用に少しづつ乗せている葬儀社と
ちゃんと会館使用料として提示してある葬儀社とがあります。
現在、葬儀社は、葬儀会館を持っていないと
仕事の依頼がなくなり
廃業に追い込まれます。
ですから、葬儀を受けるには
「箱」(会館)が必要です。
葬儀社は会館が多ければ多いほど
仕事が増えると言えます。
ただし
これはここ10年の話で
最近では葬儀会館を持っているのが当たり前で
葬儀会館の質を問われるようになりました。
快適で、ゆっくりできる
まるで、家に居るような感覚
もしくは、高級ホテルに居るような感覚
になるような空間を演出する葬儀会館が増えてきて、非常に評判がいいです
これは、家族葬が増えた事が理由の1つです。
ただてさえ、気を使う葬儀で
「少しでも、気持ちを落ち着つかせたい」
そんな気持ちが新しいニーズを
生み出したのですね。
さて、そんな会館の会館使用料ですが
10万円とか高いですよね。
しかし、これは仕方ない事なのです。
その理由を説明します。
まず、家族葬用の小さな会館を建てるとします
100坪でも、坪単価70万と駐車場で
1億円はかかります。
それを15年ぐらいで償却しないと
次のメンテナンスに繋がりません。
月に、ものすごく稼働しても20件ぐらいです。
葬儀社は1つの会館で
平均、月に約6件から10件が
試算の件数となります。
15年で償却する事を考えると
月に60万円は会館を持っているだけで
かかってくるコストとなります。
そうするとわかりますね。
1件の葬儀で
10万円程度の使用料が必要となってきます。
たまたま、1億円の会館での試算ですが
これが2億円、3億円となってくると
葬儀費用にその分かかってくる事になります。
昔は、会館がなくて、お寺や自宅で
葬儀を行なっていて、お参りも多かったので
葬儀社は、結構儲かる仕事でした。
しかし、現在では、会館を所有する分
費用が増えて、葬儀の仕事もなかなか
厳しいのが現実です。
葬儀費用が高いのは、葬儀社が
たくさん利益があるという訳でなく
葬儀をする環境作りに
莫大な費用がかかっている事を
ご理解いただけたらと思います。
でも、葬儀費用は高いですよね。
新車買えてしまいますから(笑)
しかし、結婚式は、たま〜に2回目が
ありますが
葬儀の2回目はありません。
最後は、できる限りの事をしてあげたいものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます