葬儀の費用や、流れ、マナー、しきたりなど、わからない事を徹底解明

イマドキの葬儀が全てわかる!葬儀屋まんぞうのぶっちゃけコラム

勝手に気ままに、葬儀の「表と裏」を書いちゃいます

エンディングノートって何書くの?

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

どうもこんにちは、まんぞうです。

 お葬式の事を思いついたままに

書いてます。

 

前回に、終活の話を少ししましたので

その続きのような内容です。

 

終活の言葉が出てきて、

書店では、終活の本が並ぶようになりました。

そして、だいたいその近くに

エンディングノート

というノートが販売されるようになりました。

 

そもそもエンディングノートって

どんなノートなんでしょうか?

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エンディングノートとは

万が一のことが起こったときのために

家族や、頼れる人

伝えておきたいことを書き留めておくノートです。

 

「人生ノート」

「マイライフノート」

「もしもの時に役立つノート」

などいろいろの呼び方があります。

 

お年寄りの約6割は、ノートの存在を知っています。

しかし、利用はまだ、少ないです。

それは、書き方がわからない

というのが一番の理由です。

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では、簡単な書き方を説明します

 

まず、どんな内容を書くかといいますと

ノートによって若干違いますが

 

1.  生年月日

2.  学歴や、経歴

3.  趣味や好きな事

4.  介護や治療について(老人ホームや延命処置

     の有無、告知の有無など)

5.  保険や証券、預貯金の事

6.  葬儀の希望(こんな葬儀にしてほしい)

7.  頼むお寺(宗旨宗派、連絡先など)

8.  関係者について(知人、友人など)

9.  相続の関係(土地や不動産の内容)

10.遺言について(エンディングノートでは遺言

     の効力はありません)

 

この辺りが主な内容ではないでしょうか

この内容について

わかる範囲で書くだけです。

全部書かなくていいです。

思った時に少しづつで結構です。

 

とにかく、わかるところだけ書く

伝えたいところだけ書く

 

これだけです。

 

しかし、書く時の注意点が少しあります

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1.  エンピツで書く

     これは、時間が経つと、書いた内容に対して

     思いが変わる事があったとき、書き直し

     できるようにです。

 

2.  遺言書ではない

     相続などの内容を記入する場所があります

     が、エンディングノートは、

     法的効果がありません

     法的効果のある、遺言書を書くなら

     自筆証書遺言公正証書遺言を作成します。 

 

3.   ノートが置いてある場所を伝える

     せっかく伝える事を書きとめても

     伝えたい人に伝わらなければ

     意味がありません。

     エンディングノートを書く上で

     一番大切な事が、置き場所の周知です

 

以上の事に注意して

書くことが

エンディングノートの利用方法です。

 

よく、葬儀の現場で

「あれ、どこだったっけ?」

「なんて言ってたっけ?」

「写真が無い!」

など、よく困っている場面に遭遇します。

 

その時に、少しでも残された方の手助けになったら、エンディングノートを書いた意味があると言えます。家族も困らないで済みます。

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最後にどこでエンディングノートは手に入るのでしょうか?

 

  1. 書店に販売しています。
  2. 葬儀の相談会などで粗品として配布してくれる事もあります
  3. ネットでも購入できます。

 

一番良い方法は、実際に物を見て購入する

書店での購入が、それぞれに合ったエンディングノートが手に入るでしょう。

 

一応、一番売れているエンディングノート

を紹介します。

コクヨエンディングノートです。

 

 

エンディングノートとは

残された家族を思うノートなんですね。

 

本日もありがとうございました。

 

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)