お葬式のマナー、受付係の仕事
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こんにちは
まんぞうです。
お葬式のマナーは、たくさんあります。
立ち振る舞い、言葉、作法、しきたり
そんな事を考えていると
お葬式会場で、固まってしまいます。
「来たは、いいけど、何したらいいの?」
と、なります。
お葬式になかなか縁のない20代、30代の方が
会社の上司や同僚の葬儀のお手伝いを頼まれる事がありますが
まぁ、「カカシ」状態になってしまいます。
当たり前ですね。知らない事をやれと言われて
スムーズにできる人なんかいません。
その中で、
受付の応援を頼まれたときに困らない
簡単なマナーをお伝えします。
受付方法は、地方によって全く違うので、
主な方法だけお伝えしますね。
受付係の流れ
1.
葬儀会場には、開式1時間前までに到着します。これは、一般のお参りの方で早い人だと、1時間前くらいからお参りにみえるからです。そのお参りの方の受付対応をしないといけませんので、1時間前には集合している状態が望ましいです。
2.
受付係の顔合わせをします。受付係は、親族の知り合いと、親族とで構成された、その日その時だけのチームとなります。ほんの2時間程度の事ですが、協力し合って進めなければなりません。挨拶程度で構いませんのでコミュニケーションを取りましょう。
3.
1時間前くらい受付係が集合するのを見計らい葬儀屋さんが受付方法を説明してくれます。
その説明に従って受付係は、受付を進める事になります。
中には、葬儀屋さんの言う事を聞かずに、
「俺のやり方」を押し進めてくる、ご年配の方が、結構います。まぁ、言う事聞いておくのが、丸く収まります。
だいたい、遠回りな方法が多いですが、
「昔はそうやって苦労しながら、受付をした」
そんな「想い」があるのでしょうね。
4.
最初に、お参りの方が「御香典・御霊前」など、の包みを持って来ますので
名前、住所、電話番号、故人との関係
などを記帳してもらいます。
5.
ここからが地方によって違いがあるのですが「御香典」に対してのお返しを渡します
これを「香典返し」正確には、「香典返礼品」
といいます。
これは、文字通り、持ち寄った「御香典」に対する「お返しの品」です。
まぁ、「品物」が多いです
海苔、お茶、椎茸、タオルなんかが多いですね。
葬儀会場ですぐにお返しする方法=「即返し」
葬儀が終わった後にお返しする=「後返し」
の方法があります。
6.
いただいた御香典をしっかり受付区分ごとに保管します。
受付区分とは、親族、一般、会社関係、市役所関係、学校関係などの区分けの事です。
7.
通夜、葬儀が終わり次第、受付でまとめた香典を親族に渡します。
- しっかり金額を計算して、整理してから親族に渡す場合
- 計算は親族で行うので、計算せずに、まとめた物をそのまま親族に渡す場合
とあります。
「2」のが、責任としては少ないので助かりますね。
ここまでが、受付係の主なお仕事です。
受付係の言葉使い
お参りの方がみえたら
「本日はお参り下さりありがとうございます」
「こちらに御記帳をお願い致します」
記帳が済んだら、御香典を受け取ります
「ありがとうございます、こちらがお返しとなります」
お返しを渡します。
預かった香典と記帳カードを整理します。
ほぼ、この程度で事足ります。
受付の暗黙ルール
1.受付には、親族が1名入ります。
これは、「香典泥棒」がいるからです
先ほども説明したように受付係は
その日その時に集まった人で構成されます。
つまり、裏を返すと、
黒い服さえ着てれば、勝手に入って受付できる
のです。そして、
「あ、私から、親族に渡しておきますね」
と御香典を預かり、スーッと居なくなります。
後で、
「あれ?あの人は?」
「え、親族に香典渡すって言われたので全部渡したけど」
「ってか、あいつ誰よ‼️」
「やられたー‼️」
という事が、本当にたくさんあったからです。
ちなみに、私は、まだ、ありませんが(笑)
最近は、葬儀会館での葬儀に変わってきたため
「変な行動がしにくい環境になった」
とも言えます。
2. 受付係は、焼香は最後の方にまわります。
受付係の焼香は、
名前の呼び出しがあれば、そのタイミングで
なければ、なるべく後で焼香します。
3.受付係は、立って対応します。
お参り方に対して、受付係は、立って対応します。イスは用意されていますが、座ったまま対応するのは、失礼です。目線は合わせて対応する。マナーですね。
4.服装は、喪服にて
通夜は、平服でもオッケーなのですが
受付係の方は、やはり通夜でもキチンとした
喪服での対応が望ましいです。
大まかな事は以上です。
急な事ですので
ちょっと知っておくだけで、変わりますよね。
本当に若い人は、ネクタイや、数珠まで困ります。喪服も無い方が多いです。
急な事ですので、
喪服は一着持っておく事をお勧めしますね。