縁起悪い⁉️友引の葬儀
みなさんこんにちわ
まんぞうです
「お葬式って友引にできないんでしょ」
「葬儀屋さんは、友引休みでしょ」
なんて事をよく言われます。
では、友引って一体なんなんでしょうか?
友引は六曜の一つです。
カレンダーの隅に六曜が記されてます。
- 先勝
- 友引
- 先負
- 仏滅
- 大安
- 赤口
が毎日、順番に変わります。
たまに、順番通りじゃないことがありますが
それは、六曜の特殊なルールがあるからです。
これを説明するのは、少し大変なので
気になる人はウィキペディアとかで
調べてくださいね(笑)
多分載ってます。
もともと古い習わしで
旧暦が関係してくるため
ここでは説明しきれなくて(笑)
んで、友引ですが
友引の意味は
「勝負がつかない=共に引き分ける」
という日なんです。
↑
一応 引き分けの画像
あれ?と思った人もいませんか?
「え、友を引いていくって意味じゃないの?」
「友達を引くから葬儀はダメじゃないの?」
って思った方もあるかもしれませんね。
友引とは、もともと共引だったんですね。
時代と共に「共」から「友」に
変わっていきました。
ですから実は、
「友」から連想される「友人」とは
あまり関係がないんです。
結婚式は、大安で仏滅は避けるとか
家の建前は、大安でなど
いわゆる「げん担ぎ」に六曜は使われてきました。
今でも「友引」の葬儀を
避ける人は多いです。
それは、「葬儀」と「友引」に少しだけ
関係があるからです
では、実際の葬儀と「友引」の関係はというと
「火葬場がお休みする」
という事なんです。
火葬場が休みという事は
「火葬ができない」
つまり、
「友引」には「火葬ができない」
↓
「友引」には「葬儀ができない」
となります。
ま、火葬場もお休みしたいですしね。
ですので、「友引」にお通夜はできます!
言い換えると
「友引の前日には、お通夜ができません」
ですから、葬儀屋は、
友引前日がゆっくりできる日
となります。
最近では、友引も営業する火葬場も出てきました。それに合わせて、
友引の葬儀も増えました。
「亡くなる人が多い」のです。
言い方は悪いですが
「友引も火葬しないと焼き切れない」
のが現状です。
超高齢社会を迎えて、今から15年〜20年間
死者は増え続けます。
葬儀屋は、増え続ける葬儀を
「こなす仕事」にせずに
1人1人をしっかり送る葬儀をする事を
忘れてはいけないと、思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。