葬儀の費用や、流れ、マナー、しきたりなど、わからない事を徹底解明

イマドキの葬儀が全てわかる!葬儀屋まんぞうのぶっちゃけコラム

勝手に気ままに、葬儀の「表と裏」を書いちゃいます

お棺とお柩

どうも

まんぞうです。

 

お葬式のいろんな情報を発信してます。

 

今日は、

「お棺」(オカン)

「お柩」(オヒツギ)

 

の違いです。

 

日本は、火葬国ですので、

遺体は、ほとんど火葬されます。

 

場所によっては、

「土葬」(どそう)

と呼ばれ、そのまま土に埋める地域も

まだあるそうです。

 

遺体を火葬するには、「死後24時間以上」

経っていないと法律で火葬ができません。

 

しかし、特定の伝染病や、感染症の場合に限り、24時間以内の火葬が認められます。

(コレラ、エボラ、ペスト、鳥インフルエンザなど)

どれも、危なそうな名前ですね。

死に直結し、感染力が高い病気は、これに該当します。

 

亡くなった人を火葬、土葬する時に

登場するのが

 

お棺(オカン)です。

 

ちなみにお題にもあるように

お柩(オヒツギ)も同じ意味ですが、違いは

 

⚰️お棺(オカン)→「箱そのもの」

 

⚰️お柩は(オヒツギ)→「遺体が入った状態の箱」

 

です。

 

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お棺は、安い物から、高い物まで

ピンキリです。

 

安い物で3万円くらいから、高い物で30万円もすることがあります。

 

実はもっと高いお棺もありますが

ほとんど、葬儀社に在庫していないです。

 

平均すると5万円〜10万円くらいが、一般的な価格だと思います。

 

最近では、いろんな色や、柄があります。

そのたくさんの種類の中に

 

「お棺にメッセージを寄せ書きできるお棺」 

 

もあります。

 

その中から、喪家さんが1本選び、通夜の前、もしくは出棺の前までに

お棺に納めます。

これを

 

「納棺(のうかん)の儀」と言います。

 

「最後くらい、良いお棺で😭」

とか

「どうせ焼くのだから、何でもいい!」

と言う喪家様もあります。

 

人の価値観はさまざまですので、

その時の予算や気持ちで選べば良いと思います。

 

納棺の時に、故人が好きだったもの

食べ物や、服、着物、帽子、本

などの私物を一緒にお棺に入れたりします。

 

ここで、各市町村によっても違いますが。

1.メロン、スイカなどの大きな物

2.メガネ、アクセサリーなどの燃えない物

   金属など。

3.厚い本

 

は、燃え残ったり、

球状のもの(ボールやくだもの)は

火葬炉の中で破裂する事があるので

控えるようにします。

 

こうやって、遺体は、「お棺(オカン)」

に入って

「お柩」で、出棺します。

 

でわでわまた、こんどー