葬儀の費用や、流れ、マナー、しきたりなど、わからない事を徹底解明

イマドキの葬儀が全てわかる!葬儀屋まんぞうのぶっちゃけコラム

勝手に気ままに、葬儀の「表と裏」を書いちゃいます

エンディングノートって何書くの?

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

どうもこんにちは、まんぞうです。

 お葬式の事を思いついたままに

書いてます。

 

前回に、終活の話を少ししましたので

その続きのような内容です。

 

終活の言葉が出てきて、

書店では、終活の本が並ぶようになりました。

そして、だいたいその近くに

エンディングノート

というノートが販売されるようになりました。

 

そもそもエンディングノートって

どんなノートなんでしょうか?

 f:id:to0512:20161112015437j:image

エンディングノートとは

万が一のことが起こったときのために

家族や、頼れる人

伝えておきたいことを書き留めておくノートです。

 

「人生ノート」

「マイライフノート」

「もしもの時に役立つノート」

などいろいろの呼び方があります。

 

お年寄りの約6割は、ノートの存在を知っています。

しかし、利用はまだ、少ないです。

それは、書き方がわからない

というのが一番の理由です。

 f:id:to0512:20161112015442j:image

では、簡単な書き方を説明します

 

まず、どんな内容を書くかといいますと

ノートによって若干違いますが

 

1.  生年月日

2.  学歴や、経歴

3.  趣味や好きな事

4.  介護や治療について(老人ホームや延命処置

     の有無、告知の有無など)

5.  保険や証券、預貯金の事

6.  葬儀の希望(こんな葬儀にしてほしい)

7.  頼むお寺(宗旨宗派、連絡先など)

8.  関係者について(知人、友人など)

9.  相続の関係(土地や不動産の内容)

10.遺言について(エンディングノートでは遺言

     の効力はありません)

 

この辺りが主な内容ではないでしょうか

この内容について

わかる範囲で書くだけです。

全部書かなくていいです。

思った時に少しづつで結構です。

 

とにかく、わかるところだけ書く

伝えたいところだけ書く

 

これだけです。

 

しかし、書く時の注意点が少しあります

 f:id:to0512:20161112015524j:image

1.  エンピツで書く

     これは、時間が経つと、書いた内容に対して

     思いが変わる事があったとき、書き直し

     できるようにです。

 

2.  遺言書ではない

     相続などの内容を記入する場所があります

     が、エンディングノートは、

     法的効果がありません

     法的効果のある、遺言書を書くなら

     自筆証書遺言公正証書遺言を作成します。 

 

3.   ノートが置いてある場所を伝える

     せっかく伝える事を書きとめても

     伝えたい人に伝わらなければ

     意味がありません。

     エンディングノートを書く上で

     一番大切な事が、置き場所の周知です

 

以上の事に注意して

書くことが

エンディングノートの利用方法です。

 

よく、葬儀の現場で

「あれ、どこだったっけ?」

「なんて言ってたっけ?」

「写真が無い!」

など、よく困っている場面に遭遇します。

 

その時に、少しでも残された方の手助けになったら、エンディングノートを書いた意味があると言えます。家族も困らないで済みます。

 f:id:to0512:20161112015604j:image

最後にどこでエンディングノートは手に入るのでしょうか?

 

  1. 書店に販売しています。
  2. 葬儀の相談会などで粗品として配布してくれる事もあります
  3. ネットでも購入できます。

 

一番良い方法は、実際に物を見て購入する

書店での購入が、それぞれに合ったエンディングノートが手に入るでしょう。

 

一応、一番売れているエンディングノート

を紹介します。

コクヨエンディングノートです。

 

 

エンディングノートとは

残された家族を思うノートなんですね。

 

本日もありがとうございました。

 

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

終活とは?「ボク妻」は終活?

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

こんにちは、まんぞうです。

イマドキの葬儀事情や、葬儀屋ならではの

アドバイスがらできたらなと思っております。

 

葬儀業界は、もともと、仕事としては

避けられる仕事でした。

 

人の死を仕事にする

縁起でもない

そんなイメージが強いのですね。

 

それが近年

映画おくりびとが上映された辺りから

人の生死や命について

関心がなかった人が目を向けるようになり

葬儀業界も表舞台へと出できました。

 

まだまだ特殊な仕事のイメージがありますけどね。

 

そんな中、新しい言葉が出できました。

終活(しゅうかつ)です。

婚活や就活、妊活、いろいろな

「〇〇活」ありますが

その一つです。

 

じゃぁ、終活って何するの?

そして、どんな活動なのでしょうか?

 f:id:to0512:20161110103618j:image

終活とは

「人生の終焉(しゅうえん)を考え、今を自分らしくより良く生きる活動」

です。

 

よく、終活について、

「死ぬ事を考える活動」

「先が短い人の葬儀を考える活動」

と思われていて

「まだ、関係ない」

「縁起でもない」

と、敬遠されがちですが

本当の終活は少し意味が違うのです。

 

人は必ず死を迎えます。

その事への悩みや不安は必ずあるものです。

いつかは必ず起きることとして

その時に何をしたらいいかを

準備する事で不安を取り除き

残りの人生をより良く楽しく過ごすための

ものです。

 f:id:to0512:20161110103807j:image

つまり

死ぬ準備ではなく

自分の死について自分が考える

これが一つのポイントです。

 

亡くなりそうな方の葬儀の準備

という訳ではありません。

 

ですから、具体的には

保険や年金、株、証券など

一度整理し、

「何かあったら、ここにあるからね」

と後の者に伝えるのも終活の一つです。

 

「何かあったら、ここには連絡してくれ」

「墓は〇〇家の墓に入れてくれ」

「葬儀費用は、この保険でやってくれ」

「あの人は葬儀に呼ばないでくれ」

「家族だけで葬儀をしてほしい」

「公正証書遺言が書いてあるから」

 

このように、伝える行為も全て終活です。

f:id:to0512:20161110103656j:image 

「終活」は、どちらかというと、

言葉が先行していますが

 

自分の子供や、残される方を考えて

「自分の死を見つめる行為全て」

を総じて終活呼んでいるだけで

今までも、普通にやっていた事でもあります。

 f:id:to0512:20161110103725j:image

しかし、まだまだ、

相続や、保険、いろいろな事で

残された方々の困惑が多いため

「自分の時はそう思わせたくない」

とネットで調べたり、相談する事が増えたため

終活とくくられて来たのだと思います。

 

私は、今年40歳ですが、終活しています。

「〇〇さんには、連絡してね」

「俺が今死んだら、これだけ保険があるから」

「何かあったら、家柄とか気にせずに

   好きにしていいから」

などです。

 

また、別で説明しますが

エンディングノート

なんて物もあります。

終活サポートノートです。

 

本当に簡単な事から

少しづつやればいい事です。

途中で気持ちも変わるかもしれないので

変わったら変えればいい事です。

 

あ、そうそう‼️

織田裕二

僕の妻と結婚して下さい

って映画が始まります。

 http://bokutsuma-movie.com/sp/index.html

これこそ究極の終活だと

私は思いますね。

 

終活を通して、

本人が安心して余生を過ごす事

そのための活動なんですね。

 

映画見にいきたいな。暇ないよ〜(涙)

 

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

直葬とは?簡単でいいの?

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

こんにちは、まんぞうです。

お葬式って、わからない事ばかりですよね。

 

私は葬儀屋ですが、入った時は、

  1. 言葉
  2. 行動
  3. しきたり

何もわからずに入ったので、

結局、動けなくなるんです。

 

で、「何を突っ立てるんだ‼️」

と、よく怒られたことを思い出します。

 

ですから、葬儀をやる喪家は

そのわからない状態で葬儀をやって

訳もわからず葬儀が終わっていくのです。

 f:id:to0512:20161109184940j:image

しかし、それでは、どんなにミスがなくても

葬儀屋としての仕事は半分程度しか

こなしていないと思えます。

 

納得できる葬儀を、わからない人に

わかりやすく、提案、提供するのが

我々の役目だと思います

 

そんな、提案ですが

葬儀を希望する人の中には

 

年金暮らし

失業中

ローンでいっぱいいっぱい

 

など、お金の準備が難しい方もみえます。

その方の要望にも

良い提案で答えてあげなくてはなりません。

 

とにかくお金をかけれないが

葬儀はやらなければならない

 

そんな方がみえるときは

不本意ではありますが

直葬(ちょくそう)または(じきそう)

を提案する事もあります。

 f:id:to0512:20161109185327j:image

これは、直接、火葬をするという意味で

葬儀式をしないという事です。

 

この方法ですと、費用がかなり抑えられます。

 

火葬費用

棺代

霊柩車代

骨箱、骨壷などの消耗品

のみです。

 

安い所では15万円を切ってきます。

 

これを聞くと

「あ、じゃコレでいいじゃない」

と選びがちですので

 

直葬のデメリットをお伝えします

実際に直葬を行なうと 

「こんなに簡素なんだ」

「コレで終わり?」

と思うほど、あっさり終わります。

 

亡くなって、会館や自宅へ戻り

翌日もしくは、死後24時間経ったら

お棺に納め

出棺して火葬します。 

 f:id:to0512:20161109185500j:image

デメリット1

あまりに、あっと言う間に終わるため

「もっとちゃんと送ってあげれば良かった」

と後悔される方が多いです。

 

終わったときは、満足していても

何年かしてから、思い出して後悔される方

もあります。

 

デメリット2

その方を知る近親者が、後から

「なんで教えてくれなかったのか」

「お別れしたかった」

など、周りから良く思われない事もあります。

 f:id:to0512:20161109185512j:image

このように

直葬は慎重に執り行わなければなりません。

 

 

では、

納得できる直葬にするための手段

お伝えします。

 

1.  宗教者を少しでも絡めましょう

      宗教者を呼び火葬の前に少しの儀式をして  

      もらいましょう

 

2.  近い方には、声をかけましょう

      親族だけでも、声をかけましょう

      友人や知人もかまいません。

 

3.  お別れをしっかりやりましょう

      お花を1人一輪で構わないので

      手向けて(たむけて)あげましょう

 f:id:to0512:20161109185536j:image

これらの行為で

「できるだけの事はしてあげた」

送る側が納得する事が大切です。

 

決して、直葬を否定はしません。

ただ、納得できる送り方をしないと

後悔してからは、遅いのですね。

 

本日もありがとうございました。

 

 

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

お墓に納骨?いつ、どこに?

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

 

どうもです。まんぞうです。

少し寒くなってきましたね。

 

寒くなってくると、葬儀屋さんは

忙しくなります。

つまり、亡くなる方が増えます。

 

来月12月は

今年最後の月で師走(しわす)とも言いますが

師走(しわす)とは

「師も走る」という意味です。

 

ここでのとは、いろいろな説がありますが

先生や、お寺さん、神主さんなどが

忙しく走り回るというのが、よく言われます。

除夜の鐘、初詣などもありますし

昔から、寒い季節は

亡くなる方が多かったのではないでしょうか。

 

「走る」仲間に

葬儀屋も入れて欲しいですね。

 

さて、葬儀が終わると、お骨を持って

家に帰ります。

そのお骨は、いつ、どんなタイミングで

お墓に入るのでしょうか?

 f:id:to0512:20161108155634j:image

お墓を持ってる方

納骨のタイミングは、
実際いつでもいいのですが
親族が集まる時は、なかなか少ないため

法要と合わせて納骨する事が多いです。

 

 一般的には、忌明け法要後

もしくは一周忌法要後

お墓に入ることが多いです。

 

仏教では、亡くった日から、7日ごとに

法要が務まります。

1.  初七日(これは、葬儀の時に済ませます)

2.  二七日(ふたなのか)

3.  三七日(みなのか)

4.  四七日(よなのか)

5.  五七日(ごなのか)

6.  六七日(むなのか)

7.  四九日法要(忌明け法要)

と忌明けまで毎週法要が営まれます。

 

 最後の7週目の四九日法要(忌明け法要)の後、

そのままお寺さんとお墓へ向かい

納骨するパターンと

 

 一周忌法要の後、同じくお寺さんとお墓へ

納骨するパターンが多いです。

  

中には、お子様を亡くされた方や

思いの強い方

なかなかお骨を手放したくない方もみえます。 

その場合、3回忌や7回忌まで、納骨をしない事もあります。

 

悲しみが癒える時間は、人それぞれなんですね

 

お墓がない方

葬儀が終わってからお墓を購入されて、

予定が合う時にタイミングをみて

お寺さんに頼み、納骨する。

 

納骨堂と言って

お寺や施設にお骨を預ける

方法もあります。

 

その他の方法

樹木葬と呼ばれる

樹木葬墓地として指定された地域に

お墓を建てず、お骨を粉状にして土に返し

その上に樹木を植えるという方法もあります。

 f:id:to0512:20161108155703j:image

お骨を粉状にして海へ返す

散骨と呼ばれる方法もあります。

 f:id:to0512:20161108155709j:image

今では、宇宙へお骨を撒くといった

宇宙葬なんてものもあります。

 f:id:to0512:20161108155716j:image

樹木葬や散骨ですが、市町村からの許可などの手続きは要りません。

粉末状にして、法律に基づいた場所へ放棄します。

 

 近年

「亡くなった後、面倒を見る者がいない」

とのことで、お墓を引っ越ししたり

「墓じまい」などで、お墓を撤去したり

そのまま無縁墓(むえんぼ)として

放置されたりなどの現象が出てきています。

 

家族、親族意識の低下や、先祖を重んじる気持ちの低下も一つの原因です。

お寺さんがちょっと手を抜いてしまったのかもしれませんね。

 f:id:to0512:20161108155617j:image

命のつながりの大切さを

もっと伝えていかなければならないと

思います。

 

いつも読んでいただきありがとうございます

 

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

会葬礼状は、点無し丸無し。何故?

こんにちは、まんぞうです。

お葬式のいろいろな話をしていきます。

 

お葬式には、いろいろな準備が必要です。

  • 火葬の手続き
  • 宗教者の手配
  • 祭壇プラン
  • 料理の手配
  • 周囲への連絡

など、さまざまです。

 

その準備の中の一つに

返礼品の準備

があります。

 

そして、その返礼品には

葬儀にお参りに来てくださった方々への

御礼の挨拶文である

会葬礼状

と呼ばれるハガキを一緒に手渡します。

f:id:to0512:20161107154538j:image 

今は、返礼品に直接差し込みの部分があるか

袋に差し込みのポッケがついていて

そこに差し込みます。

 

そんな会葬礼状と呼ばれるハガキですが

中身をみた事があるでしょうか?

この中身を見ない人は結構います。

 

内容は

1.  亡くなった人の名前

2.  年齢(ない場合もある)

3.  お参りの御礼挨拶文

4.  喪主の住所

5.  喪主の名前

などが記入されています。

 

そんな会葬礼状ですが

中の文章には、句読点がありません

何故でしょうか?

 f:id:to0512:20161107154551j:image

これは大きく分けて3つの理由があります。

理由その1

御礼状は、もともと筆で書かれていため「、」や「。」を使用しなかったことから現代もその名残で「、」や「。」を使用していないことがあります。

 f:id:to0512:20161107154559j:image

理由その2

通夜・葬儀が

「滞りなくスムーズに行なわれるように」

という意味や、

「つつがなく終わることができました」

という意味を込めて

文章が途切れるような「、」や「。」を

使用しないようにしています。

 

理由その3

「、」や「。」は、あくまでも

読み手が読みやすいようにつけられたものであり、読み手の補助をするものと考えられています。

ですから、句読点をつけた書状を送ることは、読む力がない人に対する行為とみなし

読む力がある人に対して失礼である

という意味で、読み手に対する敬意から

「、」や「。」を使用しないということがあります。

 f:id:to0512:20161107154617j:image

しかし、会葬礼状昔からの文面で、

「何を言っているかわからない」

という方も増えてきたため、

読みやすく工夫されてきたものが

出てきました。

 

また、故人のことを書き下ろした

オリジナルの会葬も増えてきました。

 

これは、故人の生前の人柄や、故人の思いを

身内からの聞き取りから、文面を作成した

お手紙のような会葬礼状です。

 

故人の遺志を残す、つなげるという意味では

素敵な会葬礼状です。

f:id:to0512:20161107154836j:image 

親族や、友人も、

「これを読んで初めて知った」

「へぇ〜そんな人だったんだね」

など、改めて故人を偲ぶきっかけになる

会葬礼状です。

このような礼状は

「、」や「。」が付いている事もあります。

 

家族葬が増えて尚更このような礼状が増えました。

 

もらったら、処分しにくい

なんて言葉もチラホラありますが

私は

とても素敵な世界に一枚のお礼状だと思います

 

本日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お葬式のお金(費用)を安くするには?

こんにちは、まんぞうです。

お葬式の中身をご説明しています。

 

最近、かなり事前相談が増えて来ました。

皆さん、葬儀に関心が増えたと同時に

不安が多い事への表れです。

 f:id:to0512:20161106140517j:image

葬儀業界では、

事前相談を受けないと葬儀に繋がない

葬儀を待っている時代ではない

とされています。

 

各葬儀社は、今、事前相談に非常に力を入れています。

 

そんな中、いちばん多い相談内容は

葬儀費用の事

です。

 

その中でも多いのが

「費用をかけたくないけど、ちゃんとやりたい

恥ずかしくない程度にはやりたい」

つまり

通常通りの葬儀で費用を抑えたい

と言う相談が多いです。

 

では、どうすれば費用を抑える事ができるのでしょうか?

 f:id:to0512:20161106140532j:image

以前少し説明しましたが

葬儀費用には、大きく分けて3つの費用があります。

  1. 固定費用
  2. 変動費用
  3. 宗教者へのお布施

があります。

[参考]

to0512.hatenablog.com

 この3つの費用の中で調整します。

まず

宗教者へのお布施ですが

これは、変更できないためします。

そのため

残りの固定費用変動費用で調整します。

 

それでは、固定費用ですが

固定費用の主となるものは

祭壇プランです。

このプランを下げる事で、費用を抑えることができます。

 f:id:to0512:20161106140811j:image

プランが無い葬儀社の場合は

祭壇のお花の量を調整します。

 

続いて変動費用です。

料理返礼品の価格を抑える事で

費用を軽減できます。

 f:id:to0512:20161106140607j:image

ただし、料理も返礼品も

お参りの御礼の意味が含まれますので

あまり、簡素にすると、失礼な場合もありますので、よく確認して下さい

普通の価格より、少し安いだけなら

全く問題ありません。

 

葬儀社が勧めてくる物は、

5段階で言うと4ぐらいの物から勧めてきます。

必ず下に2ランクぐらいは安いプランがありますので確認をするといいですね。

 

あとは、香典をいただくと、ある程度費用の

足しになりますので、その辺りも考慮されて

プランを考えるといいと思います。

 

葬儀が発生してからでは、バタバタして

ゆっくり考える時間もなく

なんとなく流されてしまうので

 

事前相談は、納得のいく葬儀を行う上では

必要な行為であると思います。

 

本日もありがとうございました。

 

お寺の紹介できるの⁉️檀家❓

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

こんにちは、まんぞうです。

葬儀の困ったにお答えしていきます。

 

人の死は、急におとずれます。

そのため、葬儀も急な出来事です。

 

そんなお葬式には、宗教者がつきものですが

宗教にも、いろいろあります。

  1. 仏教
  2. 神道
  3. キリスト教
  4. 創価学会
  5. 天理教
  6. 新宗教

など様々です。

f:id:to0512:20161105184259j:image

新宗教とは、今まで新興宗教と言われ

どちらかと言うと、少し離れた目で見られる

宗教の事を言います。

 

オウム心理教もその一つです。

しかし、憲法第20条の「信教の自由」に習い

「どんな宗教でも一つの宗教」であり、

新興宗教は、区別する言葉に聞こえるため

明治維新以後にできた宗教を

新宗教と呼ぶようになりました。

 

日本は、神道から始まり、仏教の伝来を受けたため、神道と仏教が多い国です。

 

今回は、仏教のお寺さんを例にお話します。

 f:id:to0512:20161105184326j:image

さて、そんな儀式を執り行う宗教者ですが

仏教の場合、お坊さんが、お経を詠んでくれます。

だいたい檀家制度でお付き合いのある

お寺にお願いをします。

 

しかし、お寺がわからない、付き合いが無い場合

どうしたらいいのでしょうか?

 

 まずは、ご実家や親戚の

菩提寺(付き合いのある寺)

があるかどうかを確認します。

 

実家や親戚でお寺との付き合いがあれば

そこにお願いしてみます。

 

ただし、お寺が遠い場合は来れないなどで

葬儀を受けれない事もあります。

その場合、お寺さんが、

同じ宗旨宗派で近くのお寺を紹介してくれる事がありますので

そこにお願いします。

 

そのお寺からの紹介が無い場合

葬儀社が実家と同じ宗旨宗派のお寺を

紹介してくれます。

葬儀社は、どんな宗旨宗派でも

だいたい紹介できます。

 f:id:to0512:20161105184405j:image

最近、Amazonや、お坊さんドットコムなど

お寺を無差別に紹介するところが出てきました。

お布施を安く、その場限りのお付き合いで

安さと、気軽さが売りです。

 

 

しかし、私は思います。

今、私を含め、皆さんの命は、

数えきれないたくさんの命のつながりで

今、生きています。

 

先祖を大切にする心を忘れないために

お寺さんは違っても

せめて、宗旨宗派だけでも先祖と合わせる事が

葬儀が儀式として成り立つ事につながると思います。

 

高額なお布施を要求するお寺もありますし

馬が合わないお寺もありますので

お寺を変えるのは、仕方ない場合もありますが

先祖が携わった宗旨宗派は受け継いで欲しいと

思います。

 

古い考えかもしれませんが葬儀を通して

先祖を知り、今の自分を知るためにも

 

儀式の簡素化は、避けたいものです。

 

ありがとうございました。

  

「お寺との繋がりがない、お寺とは深く関わりたくない、葬儀だけのお付き合いでいい」 そんな方は一度ご覧ください。(お付き合いのお寺がある方は、そのお寺にご相談ください)

葬儀の食事、何食べる?

ダイエットブログ始めました。

                  ↓

http://sciencehealth-diet.com

 

ども、まんぞうです。

不幸にも、葬儀を行う事になった時に

少しでも「わからない」の不安を解消できたらなと思います。

 

葬儀をするときに、身内や、知り合いが集まります。

そして、親戚などは、

通夜、葬儀、初七日と2日間の長い時間

共に故人を弔い(とむらい)ます。

 

そうしたときに、やはり、食事が必要

なって来ます。

 

葬儀を行う喪家(もけ)は、お参りの方へ

食事の準備もしなければなりません。

 

では、何回、どのような食事を準備したら

よいのでしょうか?

 f:id:to0512:20161104190115j:image

地方によって違いますし

金額も変わりますので

私の住む(中部地区)

を例にお話します。

 

ちなみに、が違うだけで、変わるくらいの

あいまいなものですので、参考程度にということで(笑)

 

通夜の後

お通夜にお参りに来てくれた

  1. 親族
  2. 受付係
  3. お寺さん

に食事を振る舞います。

1000円ぐらいまでのお弁当や助六を人数分用意する

事が多いです。

 

ここでのポイントとして

人数が非常に把握しづらい

という点があります。

ですから、オードブルで、助六とおかず

を頼む事などがあります。

 

 オードブルは、人数が多少増えても、安心

ですが、みんな遠慮して、かえって残るなんてこともよくありますので

個々に用意するのも、オードブルも一長一短です。

 f:id:to0512:20161104190132j:image

 葬儀当時の朝

朝は、朝食を出してくれる葬儀社もあれば、

個々にコンビニなどで、買って対応し、葬儀社は喪家おまかせの場合もあります。

 

開式時間にもよりますが、朝はゆっくりできない事が多いので、軽食にし、開式2時間前には、用意を始めた方が良いかと思います。

 f:id:to0512:20161104190207j:image

葬儀の日の昼食

開式時間にもよりますが

葬儀後、昼ご飯を用意します。

火葬を待っている時間に、食事を取ります。

  1. 親族分
  2. 受付のお手伝い
  3. お寺さん

分を用意します。

 

火葬が終わったら、初七日法要が行われ、

その後すぐに精進落としと言われる

食事を取りますので

葬儀の昼ご飯は助六(すけろく)程度の

1000円以内で軽い食事にしておきます。

助六とは、精進お寿司の事です。

生き物を使わないお寿司です。

 f:id:to0512:20161104190220j:image

葬儀の日、初七日法要後の食事

葬儀に関わる最後の食事です。

これを精進落としと呼び

ここで、始めて、肉な魚の食事を取る事から

精進料理から、通常の食事に戻すという意味

があります。

 

だいたい3,000円〜5,000程度の

刺身や、カニの入った割子(わりこ)弁当か

場合によっては、料亭へ食事に行くなどです。

 

葬儀社によっては、厨房を持っていて、

そこで、コース料理を作って出す葬儀社もあります。

 f:id:to0512:20161104190230j:image

1.通夜の食事

2.葬儀の朝食

3葬儀の昼食

4.初七日後の精進落とし

この4回が、準備する食事となります。

 

最近の葬儀社は、この食事で

お客様から満足度を勝ち取ろうと

力を入れてる分野です。

 

葬儀社を選ぶ基準の一つとしても

料理(口に入るもの)は、ポイントとなる時代になりました。

 

変動費用の一つの食事も少し注目しても

いいかもですね。

 

ありがとうございました

 

 

葬儀に必要な書類とは?📄

どうもこんにちは、まんぞうです。

葬儀のあれこれを思いついたままに

あげていきます。

 

人は必ず「死」を迎えます。

今は、病院で亡くなる人がほとんどです。

では、もし大切な人が死を迎えて

それを看取る立場になった時

どうすればいいでしょうか?

 f:id:to0512:20161102224837j:image

まずは、亡くなった事が明らかになると

医師から「死」を宣告されます。

ここで看取った担当医から

死亡診断書

を受け取ります。

これは、後に死亡届を作成するのに

必要となってきます。

 f:id:to0512:20161102224909j:image

死亡診断書を持って、葬儀屋と一緒に、会館か自宅へ向かいます。

 

この時、法律ではないですが、

遺体と死亡診断書は一緒に移動します。

つまり

霊柩車に同席する人が死亡診断書を持って

霊柩車に乗ります。

誰も霊柩車に同席できない場合は

霊柩車の運転手に渡します。

 

遺体を運ぶわけですから、

何かあった時(事故など)

診断書を持たずに遺体を乗せてると

「何の遺体!?」

ということになりかねません。

 

そして、打ち合わせの中で

死亡診断書と、故人の戸籍内容

を合わせた、死亡届を作成し市役所に提出します。

この時、死亡診断書3枚ほどコピーしておくと良いでしょう

生命保険の受け取りの時の証明にもなります。 

一度、市役所に提出してしまうと、死亡診断書の再発行はちょっと面倒ですので。

 f:id:to0512:20161102224934j:image

死亡届は、

亡くなったのがわかってから

7日以内に市役所に届け出をします。

市役所も24時間365日対応しています。

死亡届を提出するのは、以前は、

身内で 市役所へ行きましたが

今は、代理で提出してくれる葬儀屋さんも

多いです。

 

死亡届を提出すると

死亡届と引き換えに火葬許可証

市役所から受け取ります。

 

火葬をするために必要な書類で

これが無いと、火葬ができません

勝手に燃やしたら、テレビに出てしまいます。

 f:id:to0512:20161102225001j:image

その後、葬儀が終わり火葬場へ出棺する際

必ず火葬許可証を持って、出棺します。

 

過去に、何度も

「火葬許可証を家に忘れた」

「火葬許可証を葬儀会館の控え室に忘れた」

「どこにいったかわからない」

という事があり、

火葬の時間が大幅にズレた事があったので

今は、葬儀屋が預かり出棺の時に霊柩車の運転手に渡す事が多いです。

 

そうして、無事火葬が終わると、

火葬許可証に必要事項を入力した

埋葬許可書

をくれます。

 

これは、納骨するときに必要となる書類です。再発行できないので、大切に保管します。

 

死亡診断書

死亡届

火葬許可証

埋葬許可書

は喪家が関わる葬儀の重要書類ですので

知っておくと安心です。

 

葬儀の後も、さまざまな手続きもありますので

おいおい話できたらなと思います。

 

今日もありがとうございました。

  

家族葬とは?安く済むの?定義とは

どもども、まんぞうです。

お葬儀の表と裏をお伝えしています。

 

聞いた事ありますか?

「家族葬」

この言葉は、それこそ12年前くらいから

出てきました。

 

当時は、家族葬は、隠れてやる葬儀

通常

近所や、町内の付き合いがある。

会社に勤めている。

などと、お付き合いを考えた葬儀でした。

 

もともと、「葬儀」とは、

近所や知っている方が集まって

みんなで行う儀式だからです。

 

しかしこの10年で会館がどんどんできて

自宅やお寺でやる葬儀がなくなり

ほとんどが会館の葬儀になるにつれて

周囲のお手伝いが必要なくなり

近所の関係が疎遠になり

「周りに迷惑をかけたくない」

という気持ちから

「家族葬」を希望する人が増えてきました。

 

そんな家族葬ですが

そもそも「家族葬って何?」

というところから、お話しますね。

 f:id:to0512:20161102091603j:image

家族葬とは

家族葬の厳密な定義はありません。

親族を含む近しい人だで送る葬儀である

とされています。

周囲の方への対応がないので

しっかりお別れ出来る。

これが家族葬の良い所です。

 

よく感違いされるのは、「家族葬」とは

1.家族だけでやる葬儀

2.内緒でやる葬儀  *これは「密葬」です。

3.安い葬儀

こう思っている人が非常に多いです。

間違っているとまで言いませんが

そういう意味では、家族葬がつまらない葬儀

になります。

家族葬は、とても素敵な葬儀なんです。

 

定義がないため私が思う家族葬ですが

「お参りの方を限定する小規模葬」です。

 

まず、お参りは

親族と亡くなった方をよく知る人

でお参りします。つまり

故人の友人、近所、同年の方でもお参りできます。

 f:id:to0512:20161102092052j:image

「喪主には、お世話になったけど、亡くなった人の事は知らない」

など、故人を知らない人には

遠慮をしてもらうようにします。

 

家族葬でやる場合は、近所や会社に

「家族葬で執り行いますのでご遠慮下さい」

訃報の紙にひと言、お知らせをします。

 

ですから、家族葬は、

こそこそやる葬儀ではありません

堂々と、

「申し訳ないけど、この葬儀は

身内や故人を知る人だけで、やります。」と

ちゃんと連絡して、ちゃんとお参りの方を限定して行う葬儀だと思います。

 f:id:to0512:20161102092903j:image

あと、料金ですが・・・

やりようによっては安く済みます。

ただし、小さな規模の葬儀になりますので

香典が集まりません

 f:id:to0512:20161102093356j:image

そうすると、実質、通常の葬儀と変わらない

そんな事も出てきます。

 

例えば、

一般葬    葬儀代金250万円

               香典       150万円

               =支払い100万円

 

家族葬    葬儀代金100万円

               香典           0万円

               =支払い100万円    

 

ま、少し極端ですが

要するに

「安い葬儀=家族葬」

ではない

 という事なんですね。

200万円の葬儀を10人で行う

なんて家族葬も結構あります。

  

家族葬は、私が思うに

「ちゃんと送りたい」

「昔から誰もがやりたかった葬儀」

「周囲との付き合いを無視できないから

普通の葬儀をしたけど、本当は、家族葬がやりたかった」

そんな葬儀じゃないでしょうか

 f:id:to0512:20161102094403j:image

ただ、周囲との関係が疎遠になったことの

裏返しでもあるため

素直にいい事と言えないのも事実です。

 

あ、ちなみに、葬儀屋は家族葬が増えるのが、

非常に厳しいんです。(笑)

お供物やお返しが減るので😭

でも、私は、先も話たように

 素敵な葬儀だと思います。

 

葬儀は、地域の事から家の事

変わってきたのですね。

 

本日もありがとうございました。